谷皮フ科

そのほかの皮膚病

そのほかの皮膚病

そのほかの疾患について

そのほかの疾患について

いぼ

原因

ウイルス性・・・ウイルスに感染し発症(尋常性疣贅)
老人性・・・皮膚の老化などによって発症。前がん状態もあるので注意。

治療

尋常性疣贅で、スプレー式の液体窒素冷凍凝固法を行っております。綿棒による治療は多いですが、当院ではスプレー式にて治療いたします。

帯状疱疹

原因

子供のときにかかった水ぼうそうのウィルスが潜伏する末梢神経で再び活動をはじめ、発症。 免疫力の低下などが主な引き金となります。

症状

身体の左右どちらか片側に、刺すような痛みが生じ、赤いはん点と水疱があらわれます。

治療

内服薬
・抗ヘルペスウィルス薬(バルトレックス錠、ファムビル錠)→抗ウィルス、症状を改善 (保険診療ですが結構高額です。)
・鎮痛剤など→痛みやしびれなどの症状を抑える。

皮膚リンパ腫(菌状息肉症)

原因

不明。

症状

リンパ球(血液細胞)の悪性腫瘍で、一般的には緩徐な経過を取る病気。赤いだけの自覚症状のない症状から、進行すると腫瘤形成することもあります。まず診断が難しい病気で、細胞の種類によって分類がされて、それぞれのタイプにより進行の仕方には様々なバリエーションがあります。皮膚ではTリンパ球の菌状息肉症が最も多く、炎症性皮膚疾患との鑑別が重要です。

乾癬(炎症性角化症)

原因

不明(遺伝的素因、感染症、メタボリックな環境)

症状

表皮細胞のターンオーバーが炎症も関与して早くなった病気で、頭皮、肘頭、膝頭、臀部などに好発する炎症性角化症。痒みも強く出ることもあります。ひいては関節症状を伴ったり、膿疱が出来たり、全身に出たり(紅皮症)することもあります。

治療

基本的には外用療法を行います。少し難治例には光線療法(紫外線)、チガソン内服、シクロスポリン内服などを行う場合もあります。中等から重症例には生物学的製剤(注射)の治療を選択することもあります。

薄毛・抜け毛

原因

抜け毛や脱毛の原因は一概にこれとはいえず、生活習慣の乱れや過度なストレス、ホルモンバランスの変化や、老化などが考えられます。原因によって病名も異なるので、たとえば男性に多くみられる脱毛症(AGA)、女性に多いびまん性脱毛症などにくわえて、円形脱毛症やまれに炎症により脱毛が起きる白癬症などがあります。

症状

・頭頂部が薄くなり、生え際が後退している
・ヘアセットがまとまりにくくなった
・目に見えて抜け毛が増えた
・最近フケが増えた
・髪が以前よりも細くなった
このような症状がある場合は早めに受診をお勧めします。

なお白癬は痒みがあるとは限らず、市販の薬を外用すると診断できない可能性もございます。

治療

白癬の治療は主に内服にて行います。軽症は外用が基本ですが、当院の治療としては内服がメインです。
谷皮フ科では患者さま一人ひとりの症状を診察し、豊富な臨床知識をもとに正確な脱毛症の診断をおこなった上で適切な治療と薬の処方をおこないます。お一人で悩まず一度当院までご相談ください。
谷皮フ科では皮膚疾患でお悩みの患者さまに寄り添う診療をおこなってまいります。