お子さまの皮膚病
                        (とびひ)
                
                         代表的な症状3つ
代表的な症状3つ
                    
                    
水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)
水ぶくれや膿疱ができて、びらんができます。そのびらんから液が出てきてその周辺の皮膚に触れて増殖します。とくに目や鼻、口の周りから症状が出る事が多く、かゆみを伴う場合もあります。
                                
                            痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)
赤く腫れた箇所にびらんや膿疱ができます。この症状は水疱性膿痂疹と同じですが、痂皮性膿痂疹はそれよりさらに分厚いかさぶたができます。かさぶたは炎症していて、ズキズキした痛みを伴います。まれに発熱やリンパ節の腫れなど全身症状につながる場合があります。
                                    
                                
                         とびひの治療はおうちでのケアが重要
とびひの治療はおうちでのケアが重要
                    
                    
                        とびひになってしまった際は、まず早めに皮膚科で診てもらいましょう。状況により内服抗生剤は必須です。つぎにご自宅では、適切な飲み薬や塗り薬とあわせて、ご自宅で必ず患部を清潔に保ってください。なお乾癬の拡大を防ぐために、患部はガーゼで塞ぎましょう。また傷入浴時は患部を濡らさないように避けるという方がいらっしゃいますが、止めましょう。不衛生なままだと治りが遅く悪化することもあります。患部を清潔にしておくことがはやめに治る近道となります。
                    
                
                         とびひを予防する5つのポイント
とびひを予防する5つのポイント
                    
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                            虫刺されやあせもなどの小さな傷は早めに手当をする
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                            傷や発疹を掻かないようにする
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                            乾燥肌であれば保湿をおこなっておく
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                            爪を短く切っておく
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                            手洗いをきちんとさせる
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                            発疹を触らせない
                        とびひの拡大予防は、患部を触ってその汁などを他に接触して拡大させないことです。お子さまが気になって患部を触らないよう保護者さまは気をつけて見てあげてください。
                    
                        とびひは子供がよく発症する皮膚疾患のため、このように基本的な予防方法を保護者が指導することによって予防できます。虫刺されやかぶれ、傷などは放置せずすぐに治療しましょう。      
                








